行を追加して書き込む
let SH = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
let Set_Data = ["Column1","Column2","Column3","Column4","Column5"];
SH.appendRow(Set_Data);
appendRow() メソッドによってスプレッドシートでデータが入力されている行の一つ下に行を追加してデータを書き込みます。
カッコに渡す引数は1次元配列を渡さなければなりません。appendRowメソッドを使用する前の処理では1次元配列を作るようにしましょう。
appendRow() は Sheetクラス のメソッドであるので、今回のような Sheetクラス の作成の方法以外でも問題なく動作します。
この方法では行がない場合でも新しく下に挿入して書き込みをしてくれます。
範囲を指定して書き込む
let SH = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
let Set_Data = [["Column11","Column12","Column13"],
["Column21","Column22","Column23"]];
SH.getRange("A1:C2").setValues(Set_Data);
setValues() メソッドは Rangeクラス に使用できるものなので、 getRange()メソッド を用いて範囲を指定します。
getRange()メソッド に渡す引数はスプレッドシートの行と列を文字列として代入します。
例えば、A列1行のセルからC列2行の範囲にデータを書き込むときは “A1:C2” を代入します。
また、getRange()メソッド は Sheetクラス のメソッドであるため、 Sheetクラス を何かしらの方法で取得してください。
スプレッドシートからのデータ取得について
スプレッドシートからデータを取得する方法についてはこちらの記事にまとめましたので、書き込みをする前に取得をしたいという方はこちらをご覧ください。
開いている状態スプレッドシートのデータを取得する場合 スプレッドシート内のシートが一つの場合 let Data = SpreadsheetApp.getActiveSheet().getDataRange().getValues()[…]
今回紹介したコード以外について
今回はGASを用いてスプレッドシートにデータを書き込む方法を紹介しました。
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