【GAS】Google Apps Scriptで日付や文字列・数値を整形する

  • 2021年5月29日
  • 2022年2月16日
  • GAS
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日付を整形する

let Date_String = Utilities.formatDate(new Date(), "JST", "yyyy/MM/dd HH:mm:ss");

Utilitiesクラス を用いて日付の整形を行います。また、日付の整形に関しては formatDate()メソッド を使用します。

formatDate()メソッド の第一引数の new Date() は、このコードが実行された時の時刻を返します。

第二引数はタイムゾーンを指定します。日本の場合は JST を指定します。日本以外のタイムゾーンを指定する際の文字については「タイムゾーン 略称 一覧」で調べてみてください。

第三引数は出力のフォーマットを指定します。“yyyy/MM/dd HH:mm:ss” では例として 2021/01/01 15:15:15 という形で出力されます。

返される値は文字列である string 型になります。

取得してきた日付データを整形する場合

事前に変数に格納されている日付データを整形する場合は次のようにします。

let Day_Data = "2020/12/24 12:12:12";
Utilities.formatDate(new Date(Day_Data), "JST", "yyyy/MM/dd HH:mm:ss");

new Date() の引数に日付が格納された変数を代入することで動作が実現します。

文字列を整形する

let text_String = Utilities.formatString('%5s','abc');

Utilitiesクラス を用いて文字列の整形を行います。また、数字や文字列の整形に関しては formatString()メソッド を使用します。

formatString()メソッド の第一引数は、フォーマット指定子というものを使用します。詳しくは「フォーマット指定子 一覧」で検索をしてみてください。

第二引数は入力されるオブジェクトになります。ここでいうオブジェクトとは整数型の int や文字列型の string 、小数点型の float などを区別せずにどれも一つのモノとして扱うこと考えのものです。

そのため、第二引数では文字列以外にも整数型の数値であったり、小数点型のデータも引数として採用することが可能です。

今回紹介したコード以外について

今回はGASを用いて日付や文字列・数値を整形する方法を紹介しました。

本ブログでは、今後もGoogle Apps Scriptのリファレンスの解説や、学び方・ツール作成について発信していきます。

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