【作って学ぶ】スプレッドシートにまとめたスケジュールを一気に特定のGoogleカレンダーに出力する

はじめに

今回はスプレッドシートにまとめたスケジュールをGASを用いて一度にGoogleカレンダーに登録するツールを作成しましたので紹介します。

作成したものを自身のGoogleDriveにコピーするだけで利用が可能なので初心者の方にもオススメです!

本記事では今回作成したツールの使い方を紹介していきますので、ご興味ある方は是非ご利用ください!

準備

本記事では以下ができていることを前提としていますのであらかじめ準備をお願いします。

  • Google Chrome がインストールされている
  • Googleアカウントを作成済みである

それでは参りましょう!

スプレッドシートのダウンロード

下のダウンロードボタンをクリックしてスプレッドシートをダウンロードしてください。

ボタンを押して切り替わるページから下の画像を参考にして『コピーを作成』ボタンをクリックしてください。

GoogleDrive 開いてトップのディレクトリにスプレッドシートがダウンロードされていることを確認してください。

スケジュールの入力について

続いて今回紹介するスプレッドシートでGoogleカレンダーへスケジュールを登録する方法について説明します。

スケジュールの件名について

Googleカレンダーに登録するスケジュールの件名については、『件名』の列のセルに登録したい名前を入力します。

年について

年については『A1セル』に入力します。デフォルトでは『2022』が入力してありますが、使用に合わせて適宜変更をしてください。

なお、ここは原則的に半角数字4桁を入力してください。

月について

月についてはシートの名称がカレンダーに登録する『』に対応しています。

日について

日付については各シートのA列目にある日付が登録するスケジュールの『日付』に対応しています。

時刻について

登録するスケジュールの時間については件名の右側のセルが『開始時刻』と『終了時間』に対応しています。

入力する文字は「13:00」のような『半角数字:半角数字』での入力になります。なお、時間の入力範囲は『0~24』で分の入力範囲は『0~59』になります。

スケジュールの入力例

上記までで説明した内容を用いてスプレッドシートにスケジュールを入力した例を紹介します。

上記の画像の例では『2022年4月1日』の『6:00〜7:00』に『テスト』という名前でスケジュールを作成した例になります。

実際に使用して行く際は、各セルの値を適宜変更して活用してみてください。

カレンダーへの出力

続いてスプレッドシートに入力したスケジュールをGoogleカレンダーに出力する方法を紹介します。

Googleカレンダーの準備

今回、紹介するツールでは作成した特定のカレンダーにスケジュールを出力することができるため、その方法を紹介します。

初めに Googleカレンダー にアクセスしてサイト右上にある歯車をクリックしてプルダウンで表示されるリストから『設定』をクリックします。

左側のメニューの中から『カレンダーを追加』をクリックして『新しいカレンダーを作成』をクリックしてください。

作成するカレンダーの詳細を入力するフォームが表示されるのでカレンダーの名前などを入力して『カレンダーを作成』ボタンをクリックしてください。(今回は例としてカレンダーの名前を「sample」にしました)

カレンダーの作成が完了すると『マイカレンダーの設定』の一覧に先ほど作成したカレンダーが表示されるのでそれを確認してください。

スケジュールの出力

再度、スプレッドシートを開いてください。

続いて、ここまでで、スプレッドシートに書き込んだスケジュールをGoogleカレンダーに出力するにはシート左上の『出力』ボタンをクリックして行います。

ここで、この『出力ボタン』を初めて押す方はGASの実行許可を求められるので、『続行』をクリックしてください

ここでの操作方法についてはこちらの記事に詳しく書いてありますのでこちらをご覧ください。

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GASの実行許可を行なった方は再度『出力』ボタンをクリックしてください。

実行をすると登録したいカレンダーの名前を入力するフォームが表示されるため、テキストボックスの中に先ほど作成したカレンダーの名前を入力してください。(今回は例で作成した「sample」カレンダーを指定します)続いて『OK』ボタンをクリックしてください。

なお、ここで何も入力せずに『OK』ボタンをクリックした場合は特定のカレンダーではなく、デフォルトのカレンダーに登録されます。

GASの実行が終了するとカレンダー登録が終了した表示がされますので『OK』ボタンをクリックしてください。

カレンダーの確認

Googleカレンダー にアクセスして先ほど登録した日程を確認してみてください。

件名、時間、カレンダーが先ほどのスプレッドシートに対応したデータで登録されていることが確認できると思います。

おわりに

今回はスプレッドシートにまとめたスケジュールをGoogleカレンダーに登録するツールとその使い方を紹介しました。

また、後日このツールの作り方についても紹介しますのでお待ちください!

本ブログでは、今後もGoogle Apps Scriptのリファレンスの解説や、学び方・ツール作成について発信していきます。

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